英国の経済専門誌「エコノミスト(The Economist)」が発表した2023年7月時点の「ビッグマック指数(The Big Mac index)」によると、VNDはUSDに対して44.0%過小評価されている。円はUSDに対して43.2%過小評価されている。
ビッグマック指数は、全世界のマクドナルドにおいてほぼ同一品質で販売されているビッグマック1個の価格を比較することで得られる各国の経済力を測るための指数。「エコノミスト」が1986年9月に考案し、毎年2回ずつ発表している。
ベトナムのビッグマック1個の価格は7万4000VND(約443円)。7月時点の為替レート1USD=2万3687.50VNDを適用すると、約3.12USDに相当する。一方、米国のビッグマックの価格は5.58USD(約798円)となっている。
ビッグマック指数の根拠となる購買力平価(PPP)の考えに基づくと、為替レートはVNDがUSDに対して44.0%過小評価されていることを意味する。ビッグマック指数から算出した適正レートは1USD=1万3261.65VNDだという。
なお、過去のビッグマック指数を見ると、マクドナルドのベトナム1号店がオープンした2014年2月時点でVNDはUSDに対して38.5%過小評価されていた。
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日本貿易振興機構(ジェトロ)とベトナム貿易促進局(VIETRADE)は、8月9日(水)から11日(金)まで「第10回ハノイ部品調達展示商談会」をハノイ市ホアンキエム区のICE国際展覧会センター(91 Tran Hung Dao, quan Hoan Kiem, TP. Ha Noi)で開催する。
部品調達展示商談会は、 日本企業の現地調達率向上、部品調達の改善、ベトナム裾野産業育成を目指して始まったもの。2003年4月に日越両国首相の合意のもと設置されたベトナムの投資環境整備のための「日越共同イニシアティブ」および2009年10月発効の日越経済連携協定(JVEPA)の裾野産業協力に関する覚書に基づき、ホーチミン市とハノイ市で交互に毎年開催されている。
出展企業数はバイヤー側の日本企業が22社、サプライヤー側のベトナム企業が28社の計50社。出展分野は、◇四輪・二輪関連部品、◇電機・電子部品、◇機械部品、◇金属・樹脂加工(鋳造、鍛造、射出成形、金型、板金、プレス加工、プラスチック加工、メッキ処理など)、◇包装資材など。
なお、ベトナム最大級の工作機械・金属加工見本市「ベトナムマニュファクチュアリングエキスポ2023(Vietnam Manufacturing Expo 2023)」との同時開催となり、来場者数は合わせて1万人を超える見込みだ。
詳細はウェブサイトを参照。
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